今回ご紹介するのは、Vibeでは2冠を達成し最高の演目を作り続けているHIPHOP集団!!!
Brotherhoodです!!!
Who are the Brotherhood
Brotherhoodはカナダ出身のダンサーで構成されているHIPHOPクルーです。
特徴はその名に恥じぬ兄弟愛を感じさせる男らしい迫力のあるダンスです。
そんな彼らのダンスは世界中で認められており、Vibe dance competitionでは2017年と2019年に金賞(1位)を受賞しています!!
そんなBrotherhood のリーダー的存在ともいえる方はScott Forsythさん、もじゃもじゃの顎鬚が特徴的です。激しい動きからコミカルな動きまで、多彩な振り付けを行うダンサーさんです。
今回はそんな彼らのダンス動画を2つご紹介!
ダンス初心者でも分かりやすいよな解説も合わせて書いております。
是非最後までご覧ください!!
おすすめ動画1本目:Vibe XXIV 2019
1本目にご紹介する動画は、2019年のVibeで披露された演目です。
とても親近感が湧きやすいないいようですので是非ご視聴ください!!
おすすめポイント
0:00 ~ 1:27
プロジェクターに映し出されたのは、Brotherhoodに対するアンチコメント!!!
しかも結構辛辣ですね。
「昔の方がよかったよね」「jabbawockeez のパクリやんww」「珍しくもなんともない…。」
まさに、人気がある人ならだれもが抱える現代病ですね…。
しかしながらBrotherhoodはそれすらも超越していきます!!
1曲目での踊りは、いつものBrotherhoodとは全然違います!!
力をためて…ためて…..落としどころでしっかりと持って行くような振り付けになっています。
ここでのポイントは観客にどういう印象を与えたいかと、表情です。
皆さんは先ほどの映像を見てどう思いましたか??
これからBrotherhoodの演目を見るというのにアンチコメントを見せられたら大抵の人はこう思うはずです。
「見返してやれ!!」と。
そして表情、小さいですが確認してください。
笑っていますね。
先ほどの映像を見た後だったら、怒りの表情や泣きの表情になっていてもおかしくありません。
実は、ここでbrotherhoodが見せている笑顔はアンチコメントをしている方々へ向けた嘲笑です。
さらにここで重要になってくるのが踊り始める直前の振り付け、0:25あたりです。
映像が終わると同時に顔を一斉に挙げるこの場面、ここが非常に重要です。
徹底的に対抗するという気合の表れが、あの顔上げに含まれています。
やり方は勿論ダンスで、こんなのも出来るんだぜという今までに違った形で!!
この3段階の流れが分かったら観客がなんでこんなに盛り上がっているのか、そしてこのシチュエーションを作り上げたbrotherhoodがどれほど策士かが分かりますね。
5:20 ~ 5:36
今までさんざん言われてきたコメントで、一つだけとても良いコメントがあったのを見つけてとてもうれしくなるbrother達。かわいい。
先ほどの嘲笑の笑みとは違い、本気でうれしくなっているのが伝わるような踊り方ですね。
同じ笑顔なのに何がここまで変化をつけてくれているのでしょうか。
要因の一つにリズムの取り方が変わっているという点が挙げられると思います。
今回のポイントと先ほどのおすすめポイントのリズムを、カウントを確認しながら見てみましょう。
今回のポイントではダウンのように純粋にリズムに乗っており、変則的なリズムがあるところといえばリズムの区切りである、8カウントの5~8であったり4カウントの4であったりしますね。
では先ほどのおすすめポイントはいかがでしょうか。
結構裏カウントが入っていませんか?
いわゆるアップのタイミングですよね。
勿論たまたまかもしれません、ですが流れに乗りやすいほうが気持ちもスッと入ってきませんか?
ここでお伝えしたいことはリズムの取り方ひとつで、全然違う印象を与えられるということ。
もしここまで意識できるようになったら、もうあなたは立派なダンサーです!!!
おすすめ動画2本目: Hit The Floor Gatineau
2本目にご紹介する動画は、2022年のHit The Floorで披露された演目です!
全身を覆って覆面をかぶって、一体どのようなダンスになるのか注目です!
おすすめポイント
2:02 ~ 2:22
先ほどの動画とは違い荒々しい雰囲気が漂いますね。
ここで私がおすすめしたいポイントは振り付けが連動しているところです。
足をくるくる回したら、他の人は体全体使って回っていたり…。
指した方向に顔を向けたり….。
足をスタンプしたところから波紋のように広がっていったり…。
なんか歯車が組み合わさって振り付けが出来ていて私はとても好きです。
もしも、振付が思いつかない!!!と感じたら、このような形でストーリー立ててみるとスッと入ってきやすいですよ!!
4:49 ~ 5:05
出ました!!!これぞ余韻です!!!
さらに二回も連続して繰り返すのはいいですね。
余韻の部分に誰でも出来そうな簡単な振り付けを持ってきています。
まさに余裕を作り出すのに最適な振り付けだと思われます。
一回目の余韻の前は8カウントを使っています、さらに二回目に行く際に8カウント使ってしまうと胸焼けしてしまいますよね。
そのため半分の4カウントで留めておき、しっかりと観客を引き付けています。
考えられた振り付けに脱帽です!!
いかがでしたでしょうか?
興味がわきましたら、彼らの活動をチェックしてみてください。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!
Brotherhoodのinstagram↓
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